2021年ブレイク予想スイーツ+作レポ

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コロナ禍で、店内飲食での売上が減少する中、テイクアウトや移動販売を始めた飲食店が増えています。政府の補助金事業も打ち出されています。昨夏は、街角の小型店舗や移動販売でタピオカをよく見かけましたが、最近、少し減ってきているように思います。
タピオカの次は何が来るか?これから流行る(かもしれない)スイーツ調べてみました。

スイーツ流行予想2021

 講談社 マネー現代、Holiday Talk、hibana等1~3)で、これから流行するスイーツが予想されています。農林水産省も「2021年流行スイーツ予想」を掲載4)。
複数のページで共通してあげられているスイーツは以下です。

台湾カステラ

軽やかで甘味はあっさり。シュワシュワと口の中で溶けるようなシフォンケーキに近い新しい食感。

クロッフル

 韓国発のハイブリッドスイーツ「クロッフル」。クロワッサン生地をワッフルメーカーで焼いたもの。熱いものにアイスに合わせるなど。

トゥンカロン(韓国マカロン)

従来のマカロンよりポップな見た目で、味も形も派手にインスタ映えする形に進化。

モンブラン

 近年注目されているのは、「つくりたて」の高級モンブラン。オーダーが入ってから作り始めるモンブランが数年前から話題に。

 台湾カステラは、2020年6月 台湾カステラ専門店「澎澎(ポンポン)」が大阪・なんばCITYにOPENして話題になりました。現時点では関西の1店のみで関東にはまだ出店されていません。

台湾カステラ澎澎【公式】Instagramより

作レポ

筆者は台湾カステラが食べてみたいのですが、適当なお取り寄せサイトが見当たらず。材料もシンプルなので、農林水産省4)のレシピで作ってみることにしました。

<材料>

  • サラダ油20g
  • 薄力粉25g
  • 牛乳25g
  • 卵(M)2個
  • 砂糖30g

<作り方>

  1. 耐熱容器(18cmのパウンド型)にサラダ油を入れ600wで1分ほど加熱する。
  2. 1に薄力粉をふるって入れ泡立て器で良く混ぜる。
  3. 耐熱容器に牛乳を入れ600wで30秒加熱し2に加えて混ぜる。
  4. 3に卵黄を加えて良く混ぜる。
  5. 別のボウルに卵白と砂糖を入れハンドミキサーで混ぜてゆるめのメレンゲを作る。
  6. 5を少しすくって4にいれ、泡立て器で混ぜる。
  7. 5を6に全て入れ泡立て器で混ぜる。
  8. 7をクッキングシートを敷いた型に流し入れる。
  9. お湯を張った天板の上にのせ150度のオーブンで60分ほど焼いて完成。

できました! が、見かけはイマイチ。途中までよく膨らんでたのですが、焼き上げ終了直前に上部が割れてしまいました。さらにオーブンから出して冷ましているうちに、縮んでシワシワに。焼いたというより蒸したという感じで、仕上がりはしっとりです。

いざ実食!たしかにふわふわ、口の中で溶けるように消えていきます。味は卵ボーロのようで、食感はシフォンケーキ。蒸しパンやカステラより軽く、味もあっさり。筆者には新しい食べ物のように思います。

過去の流行

FRIDAY DEGITAL5)が平成のスイーツの流行を振り返っています。抜粋すると以下。

  • 1990年 ティラミス
  • 1991年 クレーム・ブリュレ(第1次)
  • 1992年 タピオカ(第1次)
  • 1993年 ナタ・デ・ココ
  • 1997年 ベルギーワッフル
  • 1998年 シナモンロール
  • 2001年 クレーム・ブリュレ(第2次)
  • 2002年 ロールケーキ
  • 2006年 クリスピー・クリームドーナツ
  • 2008年 タピオカ(第2次)
  • 2009年 天然氷のかき氷
  • 2012年 パンケーキ
  • 2014年 台湾系かき氷(第2次)
  • 2018年 タピオカ(第3次)

大流行したティラミス、流行したけど最近あまり見なくなったナタ・デ・ココ、駅構内でよく見かけるベルギーワッフルのように定着したもの、などなど。
面白いのはタピオカ、クレーム・ブリュレ等何度かブームがあるもの。最近のタピオカは、第3次ブームだったんですね。

流行のパターン

 これら、スイーツの流行にはいくつかパターンがあるようです。

1)先に流行品から派生して流行

ティラミスは1990年代初頭のイタリア料理(当時の流行語:イタめし)のデザートから広まりまったそうです。台湾風かき氷も、第2次タピオカブームが引き金といわれています。台湾スイーツであるタピオカの派生として、2021年は台湾カステラが流行をするかも。

2)海外で流行品が日本上陸

スターバックス、コールド・ストーン・クリーマリー、クリスピー・クリームドーナツ、など初上陸するとメディアも注目して話題になりやすいです。定着したものもありますが、当時の勢いがないものもあります。

3)リバイバル

過去流行品が、一定期間を経て再度ブーム。タピオカは、第一次ブームでは今のものよりもだいぶ小さく(直径は6mm程度)、色も白色、ココナッツミルクと飲むものでした。

予想を当てブームに乗って販売できれば、一儲けできるかもしれませんね。

補助金のお知らせ

 ここまでおつきあいいただき、ありがとうございます。

東京都内で、新たなサービス(テイクアウト・宅配・移動販売)をお考えの中小飲食事業者様に朗報です。

【業態転換支援(新型コロナウイルス感染症緊急対策)事業】の申請受付期間が令和3年4月30日まで延長されました(東京都中小企業振興公社 2月18日更新)。

詳しくはこちらをご覧ください。

 https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/josei/jigyo/conversion.html

引例:

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