ある企業内診断士の話

自己研鑽が好きな方向け

こんにちは。杉本です。

企業内診断士として3年が経過しようとしています。

今回初めてブログを執筆する機会に恵まれたので、私自身のことについて書いてみようと思います。中小企業診断士を目指したきっかけや、これまでの診断士としての活動を振り返る内容になっていますので、中小企業診断士を目指している方や、何か自己啓発を考えている方のヒントになれば幸いです。

スキルアップを目指して診断士資格取得

2006年に文系大学卒業後、重工メーカーに就職しました。入社後は自動車部品関係の事業に配属され、業績管理、原価計算、決算や税務調査対応といった製造業における財務分野の経験を積んできました。今でこそこの分野が自分の強みであるということができますが、当時は法学部出身で会計の知識に乏しかったので大変な苦労がありました。先輩社員に言い負かされないように業務終了後に日商簿記検定やFASS検定の勉強に取り組んでいたのが懐かしいです。今思えばこの時に培った毎日コツコツ(コソコソ)やる習慣が後の診断士試験や今に活きていると思います。

診断士資格を取得しようと考えた契機は8年前(!?時間が経つのは早いものです)、海外の関係会社に出向していた頃でした。それまでの業務経験の延長線上で管理会計系の業務を担当していましたが、より広く経営全般を見る力の必要性を感じていました。出向者という立場のおかげで経営者との距離が近くなったためか、200名のエンジニアリング中心の会社で全体像を捉え易かったためかわかりませんが、もっと会社を良くしたいという気持ちがあったことは確かです。

3年の赴任を経て帰国後すぐに、目を付けていた中小企業診断士の資格取得を目指しました。財務の基礎があったので税理士を目指す選択肢や、MBA(経営学修士)の選択肢もありましたが、海外志向があったこと、平日は仕事を離れることが難しかったことから、まずは資格試験をとおして経営についての体系立った知識を学んで実力を付けようと思い中小企業診断士を選択しました。

試験勉強方法については割愛しますが、仕事への影響を最小限にするため、約1年半の間の土日を捧げることで、何とか2018年にストレートで中小企業診断士試験に合格することができました。振り返ってみると、家族の理解を得るにも限界があり、初めから背水の陣だったことを思い出しました。

データで見る中小企業診断士

ここまで私個人の昔話にお付き合い頂きましたが、私以外の診断士の様子にも興味が湧きませんか?

(一社)中小企業診断協会のウェブサイトに「データでみる中小企業診断士」というデータがまとめられていますので見てみましょう。これは中小企業診断協会が、都道府県協会に所属する会員中小企業診断士を対象に実施したアンケート結果をもとにまとめたもので、平成28年4月の公開データが最新版となっています。

ここでは1.基本属性に絞ってご紹介したいと思います。

6つの属性でそれぞれ最も多い回答は以下の通りです。

1.年齢構成:50代(29.1%)

2.職業:民間企業(金融機関除く)(32.3%)

3.中小企業診断士以外の保有資格:なし(24.0%)

4.登録年数:6~10年以内(18.2%)

5.資格取得の動機:自己啓発、スキルアップ(28.8%)

6.資格取得に対する評価:勤務先、関係先の処遇に変化はなかった(30.2%)

細部はもちろん異なるのでしょうが、どうやら私と同じような背景を持って中小企業診断士になられる方々はたくさんいらっしゃるようです。これだけ見ても私の体感とアンケート結果が一致しているところが面白いと感じます。確かに処遇は変わりませんでしたね…。

このほかにも全7項目に渡って診断士の実態に迫ったアンケート結果がまとめられています。私の場合は資格取得の動機からして、資格取得後にどのような活動を行うかまで考えが至っていなかったのですが、もしブログをお読みいただいている方の中に、試験勉強中あるいは診断士資格取得を検討されている方がいらっしゃれば、一度目を通していただくと良いと思います。きっと資格取得後のイメージがより鮮明になると思います。

診断士としての活動

現在は当会(湘南診断士ネット)を活動の中心に据えています。

診断士の活動について、勤務先の本業への影響を心配される方も多いと思いますが、私の場合は、平日夜+週末+有給取得を柔軟に織り交ぜて対応しています。これまでに、展示会出展や企業支援を数件経験してきましたが、もっと本格的に取り組みたい衝動に駆られる時もあります(つまり独立ですね)。いずれにしても、支援先の社長はご自身と社員の生活が懸かっていますので、覚悟をもって活動していかなければならないのはいうまでもありません。

自分にできることに喜びを感じる時もあれば、できないことが山ほどあって落ち込むこともありますが、勉強と経験を積み重ねて中小企業診断士として少しでも社会の役に立つことができればと改めて強く思います。こういったブログを書いてみるのもいいですね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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